余越保子滞在制作・ダンスワークショップ『shuffleyamamba』
【ダンスワークショップ】6/29(土)16:00~18:30 定員20名
shuffleyamambaに出演するダンサー4名がナビゲイトしながら、以下のステップでダンスを踊るためのトレーニングを参加者と共有します。
1.自分でできるシンプルな自力整体。
2.ヨガの伝統的なポーズを繰り返すことで、呼吸と共に身体のロックを外していき、動くことが自然になる身体を楽しむ。
3.動きと呼吸の呼応を発展させていき、可動域を広げ、スピード、質感、重力を探っていく。
4.発見した身体感覚に忠実にアクセスしながら、グループの即興ダンスへとつなぐ。
【クリエーションワークショップ】6/30(日)15:00~18:00 定員10名
ソロダンスのクリエーションワークショップ。ダンスを踊ることで、舞台に何かが立ち上がる、その瞬間がライブパフォーマンスの醍醐味です。その瞬間をより濃密に生み出すためのアプローチを探っていきます。目指すのは、見る人により様々に違って見える、予定調和ではないソロダンス。小さなアイデアから自分の踊りを発展させていくために、素材を発掘し膨らませていくプロセスを設定し、クリエーションに必然的な偶然、失敗、突発的なアイデアを呼び寄せるクリエーティブな環境を作ります。最後にひとりずつインフォーマルなショーイングを行います。
ワークショップ講師
余越保子、上野愛実、福岡さわ実、渋谷陽菜、西岡樹里
【発表公演『shuffleyamamba』】7/7(日)16:30~18:00
『shuffleyamamba』は、芸能の継承とは何か、という問いから考えるコンテンポラリーダンスの可能性を、現代女性作家の視点で模索していきます。共同制作者は、アメリカ人の実験音楽作曲家のゲルシー・ベルです。ベルは私が2013年にニューヨークで制作上演した『BELL』に出演、長唄のテクニックを短期間で取得した類い稀な才能を持つヴォーカル・アーティストでもあります。ゲルシーと私は、特に、女性の芸能者、芸能の継承に興味があります。女性のパフォーミング・アーティストとして生きることがいかに過酷なことかを私達は身を持って体験を通して知っています。本作が着眼点を得た能「山姥」に登場する山姥は、フェミニズムを象徴するアイコンと私達は考えます。ダンスと社会の関連性に関心を持つ女性作家として、この壮大な構想のクリエーションにおいて、男女を問わずどんな人間にも内在する「女性性」のエンパワメントを追求していくと同時に、ベルというヨーロッパ系アメリカ人、そして音楽の分野のアーティストとのコラボレーションを通して、東洋、ダンスの視点から見つめるだけではない、日本におけるコンテンポラリーダンスの継承と発展について考えることが可能になると考えます。
余越保子
滞在アーティスト
余越保子、砂山典子、上野愛実、大崎晃伸、福岡さわ実、渋谷陽菜、西岡樹里
会場
鳥の劇場
チケット料金
無料
送迎について
※チラシ内に「鳥取駅と浜村駅、ふたつの駅からの送迎を行います。詳しくはバスの欄をご覧ください。」と記載していましたが、正しくは「JRの着時間に合わせて浜村駅からの送迎を行います。到着時間をお知らせください。」です。大変失礼いたしました。
ご予約
TEL・FAX 0857-84-3268
e-mail ticket@birdtheatre.org