年間プログラム

複数の事業からなる、運営の中心となる活動です。

「創る」「いっしょにやる」「試みる」「招く」「考える」「成長の支援」の6本の柱で構成されています。

創るプログラム

鳥の劇場の活動の背骨となるプログラム。鳥の劇場の特徴は国内外の劇場でも上演を行う創作集団でもあることです。演劇創作を通じて、世界や時代とつながりながら、演劇表現の意味や可能性を考え、新しい挑戦も行います。そして、そこで得られた知恵や出会いを、劇場運営全般に生かしていきます。

いっしょにやるプログラム

少人数の参加者といっしょに、演劇創作や他の芸術分野のいろいろな過程を体験してもらうことで、その魅力を知ってもらい、創作のおもしろさや難しさを感じてもらいます。小学生からお年寄りまで対象も幅広で、コミュニティーのアートセンター的な役割として演劇以外のアートの体験も提供しています。

試みるプログラム

コミュニティーの中で劇場が果たすことのできる役割は、現在実践されているものだけでなくもっと多様にあるはずです。それは劇場一つ一つで異なるはずで、そのユニークな可能性を模索するのがこのプログラムです。「え、こんなこと劇場でやるの?」という挑戦を小さく行い、いけそうであれば、より大きく展開します。

招くプログラム

私たちは様々な活動を通じて、魅力的な舞台芸術家にいろいろ出会います。独自の信頼関係の中で、その人たちの作品を招聘したり、鳥の劇場で新しい作品作りをしてもらいます。最近は、鳥の演劇祭をこのプログラム展開の主な場としています。世界と直接つながりながら、舞台表現の多様な可能性、先端の形を紹介しています。

考えるプログラム

私たちの周りには大きいものから小さいものまで、さまざまな社会課題があふれています。そういう課題にについて、第一線の研究者や批評家などを招いたり、映画を上映したりすることを通じて、ともに考え、思考を深める場としての劇場の可能性を追求します。劇場は楽しむ場であるとともに考える場でもあります。

成長の支援

若手の舞台芸術家が作品作りをじっくり行ったり、学校現場での演劇を使ったワークショップや鳥の劇場の運営などについて学んでもらうことを通じて、舞台芸術家が自分の作品の質を高め、社会的存在としての力を自覚・強化し、演劇人として自立していくことを応援するプログラムです。

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