概要・沿革
2006年1月、演出家・中島諒人を中心に設立。鳥取県鳥取市鹿野町の廃校になった幼稚園・小学校を劇場施設へ手作りリノベーション。収容数200人の“劇場”と80人の“スタジオ”をもつ。劇団の運営する劇場として、「創る」・「招く」・「いっしょにやる」・「試みる」・「考える」の5本柱で年間プログラムを構成。現代劇の創作・上演と併行して、ワークショップ、優れた作品の招聘、レクチャーなどを実施する。2017年度より、「若手演劇人の成長サポート」という柱を追加した。
主な作品は、「老貴婦人の訪問」(デュレンマット)、「かもめ」(チェーホフ)、「剣を鍛える話」(魯迅)、「誤解」(カミュ)、「熊野」・「葵上」(三島由紀夫)、「料理昇降機」(ピンター)、「白雪姫」(グリム)、「天使バビロンに来たる」(デュレンマット)など。2008年から地域や行政との協働による演劇祭「鳥の演劇祭」を実施。国際交流も進めており、韓国、中国、ルーマニア、イギリス、イタリア、フィンランド、フランス、ドイツ、ハンガリー、トルコ、アメリカなどのアーチストが活動。2010年から3年おきに日中韓三国の演劇祭「BeSeTo演劇祭」も開催。舞台芸術家のための創作の拠点として、全国、海外に開かれた場となることを目指す。同時に、演劇・劇場にしかできないやり方での地域振興、教育分野への貢献のあり方を模索している。
- 2008年度
- 中島諒人が第33回(平成20年度)鳥取市文化賞を受賞
- 2009年度
- 中島諒人が平成21年度芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞(2010年3月19日)
- 2011年度
- 国際交流基金地球市民賞受賞
- 2015年度
- 第6回地域再生大賞ブロック賞受賞
- 2017年度
- 第30回山陰信販地域文化賞受賞
- 2020年度
- 第11回地域再生大賞優秀賞受賞
- 2023年度
- 齊藤頼陽が第48回(令和5年度)鳥取市文化賞を受賞
事業報告書
- 2022年度
- 事業報告書など(会計書類・役員名簿を含む)
- 2021年度
- 事業報告書など(会計書類・役員名簿を含む)
- 2020年度
- 事業報告書など(会計書類・役員名簿を含む)
- 2019年度
- 事業報告書など(会計書類・役員名簿を含む)
- 2018年度
- 事業報告書など(会計書類・役員名簿を含む)
TIMELINE
鳥の劇場の足跡
2006年1月から始まった「鳥の劇場」の活動の記録を年表で振り返ります。お時間があれば是非ご覧ください。