松井周さんは、日本の現代演劇の世界で非常に質の高い作品を発表している劇作家です。何気ない日常の中に潜む衝動やユーモアに目を向けて、狂気と笑いにあふれた演劇世界を作っています。今回は、その松井さんに講師としてお越しいただき、一般市民の方を対象に、台本を書くワークショップを実施してもらいます。さらにできた台本を鳥の劇場の俳優とともに演じて、一般の観客に披露するということも行います。
■創作WS 11月25日(金)19:00〜21:00・26日(土)11:00〜17:00・27日(日)13:00〜17:00
参加資格:中学生以上
参加料金:一般3,000円 学生1,000円
公募人数:10名程度 応募締め切り:11月15日(火)
お名前、年齢、応募動機(200字程度)、職業、ご住所、連絡の取りやすい電話番号を電子メールまたは郵便でお送りください。
電子メールアドレス:engekisai@birdtheatre.org
郵便による送付先 :〒689-0405 鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1812-1鳥の劇場(※「松井周ワークショップ応募」と封筒にご明記ください。)
※全日程に参加できることが条件です。劇作経験の有無は問いません。
※ご応募の方には、できるだけ全員ご参加いただこうと考えていますが、希望多数の場合、応募動機により選考させていただく場合があります。
■発表上演 11月27日(日)16:00
料金:無料
松井周
東京都出身。劇作家・演出家・俳優。1996年に「青年団」に俳優として入団。その後、作家・演出家としても活動を開始、2007年に「サンプル」を旗揚げする。バラバラの、自分だけの地図を持って彷徨する人間たちの彷徨を描きながら、現実と虚構、モノとヒト、男性と女性、俳優と観客、などあらゆる関係の境界線を疑い、踏み越え、混ぜ合わせることを試みている。『自慢の息子』(2010年)で第55回岸田國士戯曲賞を受賞。
外部公演への戯曲提供や海外戯曲の演出にも意欲的に取り組み、脚本提供でも高く評価されている。小説やエッセイ、TVドラマ脚本などの執筆活動、CMや映画、TVドラマへの出演なども行う。