本年開催にあたって
「鳥の演劇祭」です。16回目となります。直近3回が新型コロナに翻弄されていたので、久しぶりの通常開催です。美しい小さい城下町鹿野町とつながりながら、海外演目も含めて、午前中から夕方までを演劇上演やワークショップや展示などで楽しめて、食事やお買い物もできてしまう。リラックス、楽しい、非日常の深さ、いろんな人との交流、この四つが一体となった体験を味わっていただけます。
鳥の演劇祭 芸術監督より
テーマは「まじりあえ」。前や隣の人との間に距離を置いたり、透明な板が間にはさまれたりという状況は、身体を守るためにはやむを得なかったが、心には大きないろんな影を落としました。やはり人間は、人とつながりさまざまに影響を与え合いながら生きていく。そこに人間の根っこのところでの喜びがあり、演劇はその喜びと通じています。「類は友を呼ぶ」ではなく、「異類が友となる」演劇祭です。ぜひご来場を!
鳥の演劇祭芸術監督 中島諒人