[11/23稽古場日誌] チェン
チェンです。
中島監督をはじめ一部の方はこのネーミングにもうひとつ馴染んでいないようですが、あらためまして今年度はチェンとしてやらせていただきます。
香港映画、もっと広げてアジアのエンタメ好きです!
寒いこの季節、中華まんなどイー・アルねぇ。
ひなたさん、よるさんと同じく、じゆう劇場には今年初めての参加です。
大きく違うのは年齢ですかね(笑)
じゆう劇場のことは昨年初めて知り、未知なる演劇の世界へ飛び込んでみました。
と、ここまで語っておきながら、諸事情により今回は裏方に回ることになりましたが、稽古には今後も関わらせていただきたいと思っています。
引き続きどうぞよろしくお願いします。
稽古日が平日のときは学業などで参加が難しいメンバーもいますが、基本的には土日が稽古日であり、今日は8月の稽古以来久しぶりの顔も揃いました。
午前中はウオーミングアップ中心。
寒くなり、徐々に体を動かしながら温めるということが大切でした。
このアップが重要のようで、声を出す練習にしても呼吸を意識することなど実際やってみるとなかなか難しく学びがあります。
なによりも凝り固まった脳細胞が刺激されます。
お題を決め、受け取った言葉をランダムに次の相手に差し出すなど、遊びのなかにも瞬発力が必要ですし、かなりの脳トレにもなります。
そして結構緊張感があります。少なくとも今年初参加の私チェンにとっては!
食っているのは1日3食と間食と年だけ。この独特な空気にまだまだ飲まれています。
午前を早めに切り上げ、午後からの台本稽古に臨むにあたり、よりさんこと齊藤さんから、練習では台本にないアドリブもどんどん入れて、場面や役のイメージを膨らませていこう、と提案がありました。
台本を読み込んでいる方の演技は際立っていて、他のメンバーにも大いに刺激になっていると思います。
急きょ配役が増えた方には、元々は私の役だったため個人的に申し訳なく思いましたが、監督から急に言い渡されても嫌な顔せず引き受けてくれていることにカムサ(感謝)します。
私が裏方に変更することを気にかけてくださる方など、このサムサ(寒さ)を感じさせないくらいここのメンバーは皆温かいです。とはいえこの気温、寒いのは寒いのですが!(笑)
そして今日はようやく台本の最後まで辿り着きました。ここまで長かったです。
中島監督がこれだけ時間をかけられるのも演者に対して求めることが多いからだと思いました。
言葉にいかにエネルギーを乗せるか、その役柄らしさをイメージして演じること、など普段は穏やかな監督も指導には毎回力が入りますが、それは出来ることをやればいいとか、よく頑張ったで終わりではないからだと話されました。確かに難しいことだけれど、だから面白いし、簡単じゃないからこそ価値があるということです。
あと2カ月でどのように出来上がっていくのか、そして自分に何ができるのか、役割を見つけていこうと思っています。
鳥の劇場、そしてじゆう劇場をご存じの方もそうでない方も、来年1月の上演をどうぞ楽しみにお待ちくだチャイナ!
今回の演目では、このダジャレ以上に面白い言葉遊びも所々盛り込まれているようですので、そこにも是非ご注目ください。