稽古場日誌

「あきが、あきのままで居られる場所」

今年初参加、小学四年生の谷田耀(あき)のおやじ、谷田敦(あつし)です。

 

あきは、小さいころから「ふつう」の子供とは何か違っていて、今も学校にはあまり馴染めません。しかし、そのおかげ(?)で、私たちも「ふつうってなんだ?」を深く考えるようになりました。

 

そして、私が「親」として出来ることは、「あきが、あきらしく」居られるために全力でサポートする事、そう考えるようになりました。

 

当初は、「やってみない?」「行ってみない?」

一生懸命「あきのために!」を頑張っていたつもりでしたが、何か違う…無力感すら覚えました。

 

「親」として、「木の上に立って見る」ことの難しさよ。

 

そんな折、あきの「やってみたい!」から「じゆう劇場」に出会い、そして今、とても生き生きと楽しそうに、仲間たちと稽古に励んでいます。

みんな個性的で、輝いていて、「ふつう」じゃない。ひとりひとりが自分らしく、互いに、ありのままを受け入れている。そう感じました。

 

あきが、あきらしく、あきのままで居られる「じゆう劇場」。

私も「親」として、信じて木の上で見守る勇気をもらった気がします。