『ロミオとジュリエット』 Romeo and Juliet
作:W. シェイクスピア Written by W. Shakespeare
演出:呉泰錫(オ・テソク) Directed by OH Tae Suk
9月5日(土)・6日(日)17:00 September 5th(Sat.) & 6th(Sun.) 5PM
鳥の劇場[劇場] BIRD Theatre [Theatre]
料金:大人/2,500円 中高生/500円 小学生/無料(未就学児入場不可)
演劇祭ディレクターより
劇作家で演出家でもあるオ・テソクさんは、現代韓国演劇界の最重要人物です。昨年11月に中国で開催された演劇祭でお会いした際、直接お願いして、今回の上演をご快諾いただきました。『ロミオとジュリエット』は伸びやかで美しい世界です。わかりやすくて楽しくて、そして毒のあるすばらしい作品です。韓国演劇の最良の果実の一つをご覧ください。
作品のあらすじ
モンタギュー家とキャピュレット家は何世代にもわたる犬猿の仲。ところが互いの家の息子ロミオと娘ジュリエットが出会い、恋におちてしまう。二人はこっそり結婚をするが、両家の親類の間で衝突が起こり、親友を殺されたロミオはその相手を殺し、街から姿を消す。一方、両親から別の男との結婚を命じられたジュリエットは特別な薬を飲んで死を装う。彼女が死んだと聞いたロミオは毒を飲み死んでしまう。目覚めたジュリエットはロミオの死を知り、彼の短剣で自殺する。若い二人の犠牲によってモンタギュー家とキャピュレット家は長年の対立を悔やみ和解をする。
オ・テソク(呉泰錫)(Oh Tae sok)
1940年生れ。劇作家、演出家。延世大学哲学科卒業。国立劇場に数々の戯曲を書き下ろし、作家として活動。1984年に劇団木花を旗揚げして以来、自作の演出も手掛け、韓国を代表する劇団として日本、イギリス、インド、中国などでも数々の公演を行う。韓国の伝統演戯の台詞回しや韓国独自の喜怒哀楽を俳優の身体表現に用いるなど、伝統から多くの影響を受けている。多数の演劇賞を受けるとともに、2004年には大韓民国文化芸術賞を受賞。現在、劇団木花代表、韓国国立中央劇場国立劇団芸術監督、ソウル芸術大学劇作科名誉教授。
●4日(金)20:00から現場のぞき体験があります(詳しくはこちら)
●6日(日)17:00の回上演後に演出家によるアフタートークがあります
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