第23回BeSeTo演劇祭 鳥取

23rd BeSeTo Theater Festival in Tottori

会期2016年9月14日(水)〜10月10日(月・祝)

BeベSeTo演劇祭とは

About BeSeTo Theater Festival

BeSeTo演劇祭は、日本、中国、韓国の演劇人の、連帯への強い信念に支えられて、政治的な混乱の中でも20年以上一度も欠かさず開催されてきました。現在は三国演劇人の友情と信頼の象徴であるとともに、東アジアの新たな文化を広く世界に発信するためのプラットフォームともなりつつあります。

このたび、日本BeSeTo委員会は、鳥取、富山、新潟の連携による環日本海地域の国際協働と発信を、新しい活動の柱として加えることを決めました。それは、文化の東京集中からの脱却であり、環日本海三国の交流という古代からの伝統の新しい再生の動きでもあります。

2016年は、東京開催の歴史とノウハウを継承しつつ、鳥取県での開催を中心とし、新潟市にも作品を巡回します。演劇関係者や愛好家だけでなく、広く一般の市民にも作品の魅力を紹介し、演劇という祝祭的な時・場を通じての東アジアの交流と連帯の確認の機会とすることを目指します。公演と並行して、学校などでワークショップも開催し、交流の深化を図ります。

BeSeTo演劇祭の歴史

韓国の故・金義卿氏(元I.T.I.韓国センター会長)が、中国の徐暁鐘氏(元中国戯劇家協会副主席)と日本の鈴木忠志氏(元 (財)舞台芸術財団演劇人会議理事長)に呼びかけ、1994年7月、日本、中国、韓国の三国が共同で行うフェスティバル、BeSeTo演劇祭が発足。同年ソウルで第1回を開催。以後、東京、北京、ソウルの順に三ヶ国持ち回りにより毎年開催。

今回のBeSeTo演劇祭は鳥取県だけでなく、利賀村(富山県南砺市)と新潟市でも開催します。

第23回 BeSeTo演劇祭 利賀

日程:2016年8月28日(日)・9月4日(日)

会場:富山県利賀芸術公園

プログラム

  • 日中韓3カ国語版 鈴木忠志演出『ディオニュソス』

お問い合わせ

劇団SCOT 0763-68-2216

第23回 BeSeTo演劇祭 新潟

日程:2016年10月1日(土)〜15日(土)

会場:りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館

プログラム

  • 『かごの鳥の青春 − 當青春不再懷念蝴蝶的傷』
    • 陝西人民藝術劇院[中国・陝西省] 
  • 『愛と精霊の家』
    • Noism0[日本・新潟]
  • 『ジャングルブック』
    • 劇団旅行者[韓国・ソウル]
  • 『詩の教室』
    • 鳥の劇場[日本・鳥取]×劇団ティダ[韓国 ・江原道]共同制作公演
  • シンポジウム「21世紀の国際交流と劇場文化」

お問い合わせ

BeSeTo演劇祭新潟開催実行委員会事務局(新潟市文化創造推進課内) 025-226-2554

第23回BeSeTo演劇祭実行委員会

顧問 平井伸治 鳥取県知事
鈴木忠志 演出家/劇団SCOT主宰
林田英樹 元文化庁長官
会長 中島諒人 演出家/鳥の劇場芸術監督/日本BeSeTo委員会代表
副会長 法橋誠 鳥取大学理事・副学長
委員 飯田清紀 一般財団法人鳥取県観光事業団/夢みなとタワー館長
岡雄一 米子市教育委員会文化課長
神庭伸子 鳥取県地域振興部文化振興監兼文化政策課長
中永廣樹 公益財団法人鳥取県文化振興財団理事長
姫村正仁 鳥取市文化交流課長

BeSeTo演劇祭国際委員会

日本BeSeTo委員会

代表 中島諒人 演出家/鳥の劇場芸術監督
委員 金森穣 演出振付家・舞踊家/りゅーとぴあ舞踊部門芸術監督/Noism芸術監督
志賀亮史 演出家/百景社主宰
重政良恵 劇団SCOT制作

中国BeSeTo委員会

代表 季国平 演劇評論家/中国戯劇家協会 副主席
委員 王曉鷹 演出家/中国戯劇家協会 副主席/中国国家話劇院 副院長
崔 偉 演劇評論家/中国戯劇家協会 秘書長
李華芸 中国戯劇家協会 国際部主任

韓国BeSeTo委員会

代表 ヤン・ジョンウン 演出家/劇団旅行者代表/ソウル芸術大学教授
委員 ユン・ハンソル 演出家/グリーンピグ代表/檀国大学教授
ソン・ギウン 劇作家・演出家/第12言語演劇スタジオ代表
イ・ヒジン プロデューサー/プロデューサー・グループ DOT