『アザー・プレイズ:演劇とダンスの短編劇場』
THE OTHER PLAYS: THEATER+DANCE=INCLUSION
TBTB/ビンビンファクトリー[アメリカ]
Theater Breaking Through Barriers (TBTB) and binbinFactory
THE OTHER PLAYS: THEATER+DANCE=INCLUSION
Theater Breaking Through Barriers (TBTB) and binbinFactory
THE OTHER PLAYS: THEATER+DANCE=INCLUSION
Theater Breaking Through Barriers (TBTB) and binbinFactory
「障がいを越えていく劇団」の頭文字を並べたのがこの集団の名前です。2014年の鳥の演劇祭の初招聘での絶賛を受けて再来日。障がいのある人が周囲とどのように衝突し、関係を作るか、そのアメリカ的、ニューヨーク的あり方を、コミカルにドライに時にシニカルに浮かび上がらせてくれます。今回は、同じNYで活躍するビンビンファクトリーのダンスとのコラボレーションです。
演出:【演劇】アン・マリー・モレリ パメラ・サボー ニコラス・ビセリ
【ダンス】はがさとし
出演:メラニー・ボーランド 福沢里絵 はがさとし アンソニー・マイケル・ロペス アン・マリー・モレリ ニコラス・ビセリ
Theatrical Performance Directed by Ann Marie Morelli, Pamela Sabaugh, Nicholas Viselli
Dance Performance Directed by Satoshi Haga
Featuring Melanie Boland, FUKUZAWA Rie,HAGA Satoshi, Anthony Michael Lopez, Ann Marie Morelli, Nicholas Viselli
TBTBは、障がいをもつプロのアーティストを支えるニューヨーク唯一のオフブロードウェー劇団。今回は同じニューヨークを拠点に活動するビンビンファクトリーと共演。ビンビンファクトリーは、西洋のダンス、マイム、演劇の技術と、東洋の形式を融合するダンスカンパニー。「アザー・プレイズ:演劇とダンスの短編劇場」では、6つの話それぞれが、具体的なものから抽象的なものまで、様々な視点から人生について考えさせます。障がいを持つアーティスト、持たないアーティストが融合することで、ふたつの境界線を曖昧にするのが作品の意図です。障がいを巡る私たちの限られた視点が、もしかすると、私たちひとりひとりを不自由にしているのでないでしょうか?
作:ブルース・グレアム
聴覚障がいのある女優のラブシーンについて、映画監督と脚本家が話し合う。脚本家が度が過ぎてしまったのか、それとも、障がいを抱えているのは監督か?
作:ベカ・ブランステッター
世界を征服するために、母と娘は、愛やそれ以外の向こう側に、互いの違いを飛び越えて進むことができるのか?朝食の後には、たぶん・・・
作:サミュエル・ハンター
公園で、女がランチをとりながら、ガチョウを眺めていたー公園管理員が仕事のために現れるまでは。二つの世界がぶつかり合うーそれも全部ガチョウのおかげ!
作:ジョン・グアル
一組のカップルが、シンプルでエレガントな食事を囲んでいる。人生の意味について話し合うためだ。作家ジョン・グアルの素晴らしく複雑な考察により、私たちみなそれぞれの間に、想像を遥かに越えた何かがある、ということが証明される。
二つのオリジナル短編ダンス作品。私たちは違いがあるけれど、みんなひとつであるという様を描いている。はじめの作品は、はがさとしと福沢里絵によるデュエット。ふたつ目の作品は、全キャストが出演。私たちは違っていて、それぞれにできることやできないことがある。けれども、私たちは、みんなひとつとなって動くことで、統一された全体を造り出す。その時、障がいが消え、私たちはみな一体となる。
9月
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鳥の劇場[スタジオ]