『「ロミオとジュリエット」から生まれたもの』

Things Born Out of “Romeo and Juliet”

日本語字幕・英語字幕・手話通訳・音声ガイドあり

日本

じゆう劇場[鳥取]

JIYU Gekijo-Freedom Theatre

障がいのある人とない人。なんとなく間に線が引かれがち。けれどそんな線や壁なんて全く意味なし。いっしょに演劇を作り、演劇を通じて自分の存在を見せ、自分の言葉で願いや不便を語り、同じ時代同じ場所を生きる者として、お客さんも巻き込んで生きる苦しみと喜びを分かち合う。それがじゆう劇場。今年は「恋愛」と「差別」を主題に、不朽の名作『ロミオとジュリエット』を下敷きにして2021年版新作として大いに脱線しつつ本質をえぐります。「障がい」というレッテルが隠している一人ひとりの多様な豊かさやユニークさをじっくりとお楽しみください。

原作:ウィリアム・シェイクスピア

構成・演出:中島諒人 齊藤頼陽

出演:じゆう劇場

舞台美術:中島諒人

舞台監督:三津久

照明:伊中昌宏 音響:大黒裕典(オハラ企画(株)) 衣装:安田茉耶

作曲:井谷優太

英語字幕翻訳:増川智子

物語/『ロミオとジュリエット』

舞台はイタリアのヴェローナ。町ではモンタギューとキャピュレットの両家が代々対立していた。モンタギュー家の一人息子ロミオは、キャピュレット家のパーティに忍び込み、その一人娘ジュリエットに出会う。たちまち二人は恋に落ち、秘かに結婚式を挙げる。しかしその直後、ロミオは路上での争いに巻き込まれ、親友を殺されてしまう。逆上したロミオは、キャピュレット夫人の甥ティボルトを殺し、ヴェローナから追放。恋人と従兄弟を同時に失い悲しみにくれるジュリエットに、キャピュレット卿はパリスと結婚する事を命じるが…。

じゆう劇場

鳥の劇場プロデュースのもと、2013年8月に活動を開始したプロジェクト。障がいのある人、ない人がいっしょに舞台を作り、日常では隠れがちなそれぞれの豊かさを発見し、観客と分かち合うことを目指す。継続的に作品を作り、鳥取県内外で作品を発表。2017年にはフランス・ナント市での公演も実施、大好評を博した。

上演日時

  • 9月11日(土)13:30
  • 9月12日(日)13:30

9月

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会場

鳥の劇場[劇場]

料金

大人:1,500円

18歳以下:無料

【主催】鳥の劇場運営委員会

【協力】鳥取県

【助成】文化庁 令和3年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業