第23回BeSeTo演劇祭 鳥取

23rd BeSeTo Theater Festival in Tottori

会期2016年9月14日(水)〜10月10日(月・祝)

プログラム

Program

『かごの鳥の青春 − 當青春不再懷念蝴蝶的傷』

The Butterfly Lovers

韓国

陝西人民藝術劇院[中国・陝西省]

Shaanxi People's Art Theatre

中国では古くから誰もが知っている「梁山泊と祝英台」は、「ロミオとジュリエット」のような悲しい恋物語。これを若い俳優たちが、現代風にアレンジしています。大掛かりなセットを使わずに簡単な小道具とパントマイムで空間を表現し、生演奏やライブドローイングも織り交ぜながら、物語を繊細に描いていきます。若く純粋な登場人物たちは、私たちに人生の意味を問いかけ、純愛への憧れを呼び起こさせます。

脚本・演出:李耀林

出演:聶力 張茜 周佳予 馮舒彤 梁婷 安猛 李俊強 宜斐 張正 劉石松

ライブ演奏:党剣 ライブドローイング:周南 マルチメディア:梁濤

上演スケジュール

10月7日(金)19:00・8日(土)14:00

※10月7日(金)終演後に、アフタートークを行います

会場

倉吉未来中心 小ホール

〒682-0816

鳥取県倉吉市駄経寺町212-5

(倉吉パークスクエア内)

電話:0858-23-5390

陝西人民藝術劇院

創立以来、160本余りの大規模作品の制作を行い、公演回数は6,000回を超え、観客数は延べ420万人に達している。大規模作品ばかりでなく、小規模作品の上演にも力を入れており、「毎週現代劇、毎月新作劇」という目標を実現、幅広く市民に作品観劇の機会を提供してきた。また地域の特色を織り込んだ演劇文化の確立にも貢献している。

中国語上演(日本語字幕あり)

☆よりお芝居を楽しんでいただくために

この作品の原作「梁山伯と祝英台」
青年、梁山伯と娘、祝英台の恋愛を語った1700年以上前の中国の民間説話。漢民族の四大ラブストーリーの一つといわれている。
祝英台は、学問が好きでどうしても勉強がしたいと思っていたが、当時の女性には学問が許されていなかったために男装して、ある塾の門をくぐる。そこで知り合った梁山伯と意気投合し、義兄弟の契りを結ぶ程の仲になった。二人は共にすばらしい成績で学業を終え、祝英台が本当は女性だとは明らかにならないまま別れてしまう。その後、祝英台が女性だと知った梁山伯は、彼女のところに結婚の申込みに行くが、彼女には有力者の息子との結婚話が決まっていた。祝英台のことをあきらめきれず、思いつめた梁山伯は病気で死んでしまう。そして結婚式当日、やはり梁山伯を想う祝英台も彼の墓に身を投げて命を絶ってしまう。やがて彼の墓から一対の鮮やかな色の大きな蝶々が舞い上がり、花の中を飛び交うのであった。

【主催】
日本BeSeTo委員会  平成28年度 文化庁 戦略的芸術文化創造推進事業
【共催】
公益財団法人舞台芸術財団演劇人会議
【助成】
一般社団法人東京倶楽部

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