『詩の教室』
Classroom of Poem
鳥の劇場[日本・鳥取]× 劇団ティダ[韓国・江原道]共同制作公演
Collaborative Performance by BIRD Theatre Company TOTTORI from Japan and Performance Group TUIDA from Korea
日本による朝鮮の植民地支配・言葉の抑圧などをテーマに、詩を切り口にして太平洋戦争とその前後の状況を見つめます。両劇団の俳優、演出家が、個人史や学んだこと、教えられてきたことを共有することから作業を開始し、日本の戦争体験者へのインタビューや広島訪問なども行って、時代への理解をともに深めました。ドキュメンタリー的な過去の時間の再現、想像の場面をコラージュしながら、過去の悲劇を凝視し、共に生きる未来のあり方を模索します。
※台本として「国語の時間」(作:小里清)を一部引用します。
構成・演出:べ・ヨソプ 中島諒人
出演:鳥の劇場[日本・鳥取] 劇団ティダ[韓国・江原道]
上演スケジュール
10月9日(日)19:00・10日(月・祝)14:00
※10月9日(日)終演後に、アフタートークを行います
会場
鳥の劇場[劇場]
〒689-0405
鳥取県鳥取市鹿野町鹿野1812-1
電話:0857-84-3268
鳥の劇場
2006年、演出家・中島諒人を中心に設立。鳥取県鳥取市鹿野町の廃校になった学校と幼稚園を劇場に改造して、演劇活動、劇場運営を行う民間の芸術団体。鳥の劇場という名前は、劇団名でもあり、場の名前でもある。創作活動を中心にすえて県外や海外でも上演をする一方、招聘事業や教育普及事業も併行させ、「公共の場」としての劇場の姿を模索している。
劇団ティダ
2001年、韓国国立芸術大学の卒業生によって設立。江原道華川郡の廃校をアトリエに改造し、拠点として創作活動を行う劇団。海外のカンパニーとの協同作業や教育普及事業を積極的に行い、華川郡の文化活動にも深く関わっている。道化劇を取り入れ、人形劇、仮面劇、音楽の融合を図る「韓国的かつコスモポリタンである」スタイルは、海外でも高い評価を得ている。
日韓2ヶ国語上演(翻訳字幕あり)
- 【主催】
- 第23回BeSeTo演劇祭実行委員会 鳥取県
- 【共催】
- 鳥取市 公益財団法人舞台芸術財団演劇人会議 特定非営利活動法人鳥の劇場
- 【助成】
- 平成28年度 文化庁 文化芸術による地域活性化・国際発信推進事業