音の絵本『新倉健と鳥取にゆかりのある音楽家による
「朗読と音楽で楽しむ宮沢賢治の世界」』

The Sound Picture Book “Enjoy the World of Kenji Miyazawa: Stage Reading and Music: Presented by Ken Niikura and the Musicians Associated with Tottori.”

日本

新倉健と鳥取にゆかりのある音楽家による「朗読と音楽で楽しむ宮沢賢治の世界」

Enjoy the World of Kenji Miyazawa: Stage Reading and Music: Presented by Ken Niikura and the Musicians Associated with Tottori.

鳥取を代表する現代音楽作曲家の新倉健氏と鳥の劇場による「音の絵本」はこれまでも何度か鳥の劇場で上演し好評だった演目です。今回は東京、大阪、鳥取の若手演奏家と一緒に素敵な宮沢賢治の世界をつくります。

音の絵本『新倉健と鳥取にゆかりのある音楽家による「朗読と音楽で楽しむ宮沢賢治の世界」』

「音の絵本」は、2008年から毎年作曲と上演をしてきた、朗読と室内楽のためのシリーズです。宮沢賢治の世界に吸い寄せられるようにして、私はこれまで、「星巡りのためのエスキース第1番~第6番」、「ケンタウル祭の夜」、オペラ「ポラーノの広場」などを作曲してきましたが、2002年に初演したオペラ「ポラーノの広場」でチェロを弾いてくれた須々木氏から、「親子で楽しめる朗読と室内楽のための作品を作曲しないか」と誘われて、この「音の絵本」シリーズが始まりました。いわゆるBGMのように、音楽が言葉に従属するのではなく、言葉と音楽が相互に響き合いながら独自の世界を形成し、子供たちの創造力を羽ばたかせるような作品を目指したつもりです。作曲者・演奏者・朗読者のエネルギーと創造力がクロスした、独自の「宮沢賢治の世界」を味わっていただければ幸いです。

作曲家:新倉健

プログラム:「よだかの星」「注文の多い料理店」

構成・作曲・監修:新倉健

演奏者:湯淺いづみ、竹田詩織、棚橋恭子、中島寄恵、渡邉芳恵

出演者:中川玲奈、大川潤子

新倉健(にいくらけん)

1951年神奈川県茅ヶ崎市生まれ。

1976年武蔵野音楽大学大学院作曲専攻修了。

作曲を福島雄次郎、金光威和雄、指揮法を長谷川朝雄、久保田洋の各氏に師事。

主な作品にオペラ「窓〜Windows」、「madrigal」、「ゴング・エカサマ・ブダヤ」、「ケンタウル祭の夜」「星めぐりのためのエスキースⅠ〜Ⅵ」、朗読と室内楽のための音の絵本「よだかの星」「注文の多い料理店」「セロ弾きのゴーシュ」などがある。

また、NYタイムス紙で好評され米国各地で演奏された「広島が言わせる言葉」、ドイツで出版された「ギーターンジャリ」、オランダで放送された「歌の祭り」など、その作品は海外でも高い評価を得ている。

日本作曲家協議会、鳥取オペラ協会会員。作曲グループ「樹」、作曲工房「パパゲーノ」同人。鳥取大学名誉教授。

上演日時

  • 9月22日(火・祝)16:00

9月

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会場

鳥の劇場[劇場]

料金

大人:1,500円

18歳以下:500円

小学生以下:無料

※無料ライブ配信あり
鳥の劇場のYouTubeアカウントよりご視聴いただけます。▶︎ https://www.youtube.com/user/torigeki