© Katie Bennet
© Katie Bennet
国際的に高い評価を得たサーカスグループの日本初演。二人が暮らす部屋。ダイナミックな動き、ちょっとした日常的な所作と表情のみでつむがれる言葉のない美しく温かい世界。見せ物としてとらえられがちなアクロバットが、人間の心やその関わりについて豊かに繊細に語り、私たちの思い込みに新しい光を差し込ませます。
構成・出演:ラクラン・マコーレー ジェシー・スコット
プロダクションマネージャー・技術監督:ロブ・スコット
この9月に、日本で『あなたと私』を上演できることを楽しみにしています。カーサス・クリエーションズが日本という素晴らしい国で公演するのはこれが初めてなので、チームの中でも期待が高まっています。独自の文化を受け入れ、芸術という共通言語を通して繋がりを築きながら、この心温まる物語を新しい観客にお伝えするのが待ち遠しいです。
日本の地で私たちの情熱と創造性を披露できるこのまたとない機会に、私たちは期待と感謝の気持ちでいっぱいです。『あなたと私』が、日出ずる国で深く心に残ることを願っています。
ジェシー・スコット
カーサス・クリエーションズ
彼らのパフォーマンスは、人と人とのつながりや、誠実さ、文化的多様性、そして細やかで知的な振り付けに富む。美しく繊細で人間味あふれるサーカスで知られる彼らの処女作『Knee Deep』は、国際的に高く評価され、24か国以上で上演。2016年のアデレード・フリンジ・フェスティバルにおけるベストサーカス&フィジカルシアター賞や2015年のアビニョン演劇祭におけるベストサーカス&フィジカルシアター賞など、多くの国際的な賞を受賞している。
ラクラン・マコーレー
サーカスとパフォーマンスの夢を見て、眠り、暮らし、生きている。。多くの子が将来何をしたいかなど考えもしないような13歳の時、ラクランはオーストラリアを代表する青少年サーカス団、「フライング・フルーツ・フライ・サーカス」に入団。10代はサーカストレーニングとオーストラリア国内外での公演ツアーに参加していた。
卒団後も情熱を追求し続け、フリーのパフォーマー及びトレーナーになった後、国内有数のサーカスのひとつである「サーカ」の貴重なメンバーのひとりとして活動。パフォーマー以外でも、リガー、ロープテクニシャン、小道具製作などを得意とする。
ジェシー・スコット
ジェシーは、裏庭に空中ブランコがなかった頃の家を思い出すことはできないが、赤ん坊の頃にサーカスキャラバンの流しで入浴したことは覚えている。
彼は、オーストラリア最高の青少年サーカス団である「フライング・フルーツ・フライ・サーカス」で、11年間トレーニングとツアーに参加。
その後、オーストラリア有数のコンテンポラリーサーカスカンパニーである「サーカ」のアンサンブルメンバーになるまで、「レッグス・オン・ザ・ウォール」「A4サーカスアンサンブル」をはじめとする数々のカンパニーに参加。
「サーカ」で主要な役割を果たしながら、3年間国際ツアーにも参加した。
オーストラリア大使館