© emmanuelregent_Marc
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演劇祭期間を通じて開催する美術展示のプログラムです。
①「フランスから来た墨絵 -Black ink silence-」
②「鹿野逍遥 -36 days in Shikano-」
エマニュエル・レジャン
パリと南仏ヴィルフランシュ・シュル・メールを拠点に活動する画家、彫刻家、製図家。2001年にパリ国立高等美術学校を卒業後、フランス国内外で個展を開く。彼の創作は、単色画を研磨したり、水彩画を引き裂いたり、水中で難破船の破片を採取したり、黒いサインペンで人々の列や海辺の岩、遺跡や廃墟となった現代の都市などを何時間もかけて描く。
鳥取に来ることができてとても光栄です。幼少期に日本の漫画を初めて知った私の世代のフランス人にとって、日本は神秘的な夢です。
私の画業は漫画に直接インスパイアされているわけではありませんが、作品のアプローチや構図に確かな影響を感じられるはずです。
今回の鳥取での最初の展覧会では、フランスで制作した大判の黒インクによるドローイング作品(130x110cm)のシリーズで旅をし、その後、鹿野での2つ目の展覧会に向けて、滞在中に現地でいくつかのプロジェクトを制作する予定です。
まずは、「父の暦」で谷口ジローが描いた鳥取の風景を、黒いフェルトペンで描いてみたいです。
また、思いがけないものからその場でひらめきを得るために、城跡などのテーマが決まっていない題材も描きたいです。夕暮れ時、目の前の夕日を水彩で描き、その場で破ってみたいです。また、ドローイングや水彩画と一緒に展示するために、水中に沈む残骸のかけらや詩的なオブジェや題材も探したいです。
令和5年度日本博2.0事業(委託型)
主催:公益財団法人利賀文化会議 独立行政法人日本芸術文化振興会 文化庁
共催:特定非営利活動法人鳥の劇場