「記録」ではなく「記憶」が蓄積される場所として劇場は大きな意味を持っています。文学や手記の形で残された遠い時代の「思い」に命を吹き込むことが、演劇にはできます。もちろんそれは当時そのままのものではありません。本当にそのままは不可能です。けれど、想像力とか共感の力を使って、少しではあっても生き返らせることはできるはず。今回は、野坂昭如さんの「戦争童話集」を題材に取り上げます。 「戦争童話集」は、12の短編童話で編まれていますが、どれも「昭和二十年八月十五日」という書き出しで始まります。日本の歴史の中での最も重要な日の、日本の中や海や外地を舞台にしたファンタジーです。この中からお話を選んで、みんなで読んだり、一部演じてみることで、大切なものの大切さや、それを失うことについて、考えてみる場にしたいと思います。
日時
- 11月4日 (月・休)15:00
11月
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会場
鳥の劇場[スタジオ]
料金
- 無料