©Bernadette Fink
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ブラジル出身のサーカス・アーティスト、ディアーナさんによるソロ作品です。この作品は、彼女自身がトランスジェンダーの女性であることを背景に作られていて、タイトルの「男を殺す」というのは、生まれつきの性を超えるという意味が込められています。本当の自分を探す過程での苛立ち、悩み、怒り、そして魂の自由を獲得した時の開放感が、実に美しいサーカステクニックにより語られます。本当の自分を見つけるというのは、誰の人生にとっても困難な課題。切実な苦しみ、喜びが彼女の体から直に伝わります。
作・出演:ディアーナ・サレス
作・演出:フィレンツァ・グイディ
衣装デザイン:アレクサンダー・マイケル・アーノルド
作曲:ルーカス・ティーレッケ
照明デザイン:フィレンツァ・グイディ ボーイ・デン・ブール
吊り物:ディオゴ・ドラベラ
協力:カルティエ・リーブル
ディアーナ・サレス
ブラジル、サンパウロ出身のサーカスアーティスト、クリエイター、執筆家、活動家。
2018年にブリュッセルの公立サーカス芸術学校(ESAC)をエアリアル専攻で卒業。
2019年には、パリで開催された第40回フェスティバル・モンディアル・デュ・シルク・ド・ドゥマンで銅メダルと名誉あるパリ市賞を、イベロアメリカン・サーカス・フェスティバル (FIRCO)で銀メダルと観客賞をそれぞれ受賞。現代サーカスにおける傑出したクリエイターとしての地位を確立した。
また、欧州の著名なサーカス団体や多様なクリエイティブ集団との協働を経て、ディアーナは舞台におけるつながりがもたらす変革力に作品創作の焦点を当てる始める。
ソロ作品『私の中の男を殺す』は、アムステルダム・フリンジ・フェスティバルでベスト・オブ・フリンジおよび国際奨学金賞を獲得し、社会的意義のある感動的な作品として高い評価を受けた。
現在は、『私の中の男を殺す』でツアーを行っている。
鳥の演劇祭へお越しのみなさま
『私の中の男を殺す』のパフォーマー、ディアーナ・サレスです。私にとって非常に特別で意義深いこの作品を、遠く日本までお届けできることを大変光栄に思い、感激しています!
美しい鳥取で開催されるこのようなユニークなイベントに参加できることに、言葉では言い表せないほど心躍らせています。
皆さんにお会いし、一緒にこの体験を分かち合うことが待ちきれません。
鳥の演劇祭で、忘れられない思い出を作りましょう!
愛を込めて
ディアーナ・サレス
バルハウス・プリンツェンアレー
トルハウス
ポラス・ベルリン
シルコ・ヴェルティーゴ
ゲーテ・インスティトゥート
ツィルクス・オン
BFDK
ドイツ連邦政府文化・メディア委員