「障がい」について考える二種類の上演。『「赤ずきん」から生まれたもの』は、障がいのある人といっしょに舞台を作るプロジェクト「じゆう劇場」で製作した短編作品。リーディングでお届けするのは、鳥の劇場が実施する「みんなが書く戯曲のコンテスト」昨年度開催の優れた作品です。このコンテストは、物語に障がい者が登場するか、障害者手帳の交付を受けている方が書いた戯曲で、上演時間10分程度のものという条件で、作品を全国公募する事業です。
『「赤ずきん」から生まれたもの』
放課後児童クラブを運営するNPOの職員が、子どもたちといっしょに「赤ずきん」をもとに芝居を作ることを企画し、演劇の指導ができる経験者を募集した。そこに応募してきたのは、「じゆう劇場」で活動する障がいのある二人だった。
鳥の劇場では、2013年くらいから障がいのある人といっしょに演劇を作る「じゆう劇場」という活動に取り組んできました。毎年十数名の人といっしょに一時間半程度の大きな作品を創作し、鳥の劇場で発表しています。並行して出演者の少ない短い作品の出張上演を学校や公民館などに届けています。『「赤ずきん」からうまれたもの』は、最近の代表作で昨年の大阪関西万博でも上演しました。「みんなが書く戯曲のコンテスト」は2023年から始めました。障がいは人と人の間に生まれるもので、人と人の関わりを描く戯曲という方法は、障がいを見つめるのに最もふさわしい方法とも言えます。障がいのある人の世界を知るために、障がいのある作家を応援するために開催しています。
中島諒人
『「赤ずきん」から生まれたもの』 作・演出:中島諒人
「みんなが書く戯曲のコンテスト」2025年度最優秀作品『ワクちゃんをよろしく』 作:モスクワカヌ 演出:中島諒人
「『赤ずきん』から生まれたもの」
主催:鳥の劇場運営委員会 協力:鳥取県
「みんなが書く戯曲のコンテスト」受賞作品リーディング
文化庁委託事業「令和8年度障害者等による文化芸術活動推進事業」
主催:文化庁 鳥の劇場
本事業は鳥の劇場と、クイーンズシアター(エグゼクティブディレクター:フリア・デル・パラシオ)のコラボレーションにより実施されます
